土用の丑の日だったので広州で鰻を食す

こんにちは。kaeです。

 

昨日7月30日(日)は2023年土曜丑の日とのことで、鰻を食べに日本料理屋さんへ。

中国で鰻食べれるの?思う方もいらっしゃると思いますが、広州の日本料理屋さんでは時期を問わず、鰻を食べることが出来ます。

蒲焼きと白焼きの食べ比べ

 

日本に輸出している中国産鰻を使用しているため、臭みなど全くなく、身もふっくらと柔らかくて美味しいです。

このクオリティの鰻が広州で食べることができるのは本当嬉しい☺︎

 

また、鰻は蒲焼きと白焼きがあり、焼き方も関東風か関西風を選ぶことができます。

 

日本も猛暑日続きとのニュースを目にしますが、広州も連日35℃越えの日々。

鰻パワーでこの暑い日々を乗り越えたいと思います。

日本を離れて約1ヶ月半で直面した悩み

こんにちは。kaeです。

広州に来て約1ヶ月半が経ちました。この1ヶ月半あっという間で時間の早さに驚きます…!

 

この1ヶ月半で通信機器の契約や居留許可申請、口座開設、引越しなど生活に必要な身の回り関連のことは、様々な人の助けもあり無事終了し、中国生活の基盤が整いつつある状況です。

最初はこの環境に慣れることに必死で何も分からない状況の中言われるがまましていたけど、最近少しずつ(本当に少しずつ)この環境に慣れてきました。

 

慣れてきたら慣れてきたで最近新しい課題に直面。

ここ1週間ほどずっと気持ちがモヤモヤしていて体調も優れないのです。

自分自身のことなのに自分でもモヤモヤの正体が分からなくて、余計にモヤモヤ。負のループに陥っていました。

 

何が原因なのか。

旦那もよくしてくれているし、中国にはまだ慣れていないけど中国という国が直接の原因ではなさそう。

文化の違いによるストレスや言葉が通じないストレスもあるけど、これは慣れや私が中国語を取得すれば解決できること。

 

・・・と色々考えた結果、現在働いていない(働けない)状況にいるということが今回のモヤモヤの大きな原因のようです。

 

中国に来る直前まで正社員として働いていて、1日の大半を仕事に費やしていた私。

仕事を辞めたいと思ったことはもちろんあるけど、基本的には働くことが好きでした。

私が仕事をすることで、そのサービスを享受した人から感謝されることにやりがいを感じ、感謝されることで自分の社会的存在価値を見出していました。

 

だけど今は査証の関係で働くことは禁止されており、働きたくても働けない状況。

誰からも必要とされていない(と感じてしまう)この環境で、自分の社会的存在価値の見出し方が分からなくなってしまいました。

 

もちろん働くことだけが社会的存在価値を見出す手段ではないと思いますが、今までその方法しか知らなかった私にとって、どうやって社会的存在価値を見出すべきか模索中です。

 

働いていた時は自由な時間が出来ると喜んでいたのに、退職1ヶ月ちょっとで逆に悩むなんて想像していませんでした。人間って本当に無いものねだりする生き物だと痛感。

だけど海外で生活できるのは貴重な経験で、悩んでても変わらないので、今自分に出来ることを少しずつやりたいと思います。

 

始まったばかりの駐在妻生活。

これからどんな試練が待ち受けているのか、ある意味楽しみです(笑)

中国到着後役に立ったSIMカード

こんにちは。Kaeです。

今回は中国渡航前に日本で購入したSIMカードが大変役に立ったのでご紹介したいと思います。

 

今回渡航するにあたり、中国で現地のキャリア回線の契約を考えていたため、日本で契約していた日本のキャリアは電話番号保管サービスの利用のみとして、料金プランは1番価格が安いプランに変更しました。

そのため、中国到着後中国現地のキャリアを契約するまではWi-Fi環境下でしかインターネットが使えない状況に。

私は日本にいる時からスマートフォンに頼りっぱなしの生活(依存と言ったほうが正しいかも)だったので、中国のキャリアを契約するまでWi-Fi環境下でしかインターネットが使えない生活は不便だと考え、事前に日本で中国本土で使用できるSIMカードを購入しました。

 

私が実際に使用したSIMカードはこちら⇩

amzn.asia

 

結論、中国到着後このSIMカードがない生活を想像したら恐ろしいくらい、役に立ちました!

私が住んでいるアパートメントにはVPN付きのWi-Fiがあり、自宅にいる時は不自由しないのですが、外出した際にSIMカードを使用することでマップを使って道を調べたり、地下鉄の乗り換え場所を確認したり、翻訳アプリを使って調べたりと大変重宝しました。もし万が一何かあった場合すぐに夫に連絡ができるという安心感も大きかったです。

特に最初の時期ほど右も左も分からないので、分からないことがあればすぐ調べることや誰かに連絡ができるということは重要だと思います。

私が使用した期間は10日間ほどでしたが、回線が不安定になるなどは特に発生せず、ストレスなく安定して使用することが出来ました。

 

また、こちらのSIMカードは香港SIMカードのためVPNサービスなしでLINEやGoogleInstagramなどを使うことが可能です。

VPNサービスなしで日本で使っていたアプリに接続できるのは嬉しいですよね!

 

SIMカードの使用方法もAmazonのページに記載があるため、SIMフリースマートフォン端末があれば誰でも簡単に使用できると思います。

 

中国本土で使用する場合、CHN−UNICOMを選択

APNが3gnetになっているか確認

因みにこちらのAPN設定ですが、Android端末では自分で設定する必要があるとのことです。私は今回iPhone端末で使用し、説明書にはiPhoneは自動でAPNが3gnetになると書いてありましたが、初期設定では3gnetになっていなかったのでiPhoneでも注意が必要です。(私は最初これに気がつかなかったためSIMカードを差しても使用できず、約1時間ほど格闘しました…)

 

なお、こちらのSIMカード、電話番号はついておりませんのでご注意ください!

 

 

中国入国時に起こったハプニング

今回の渡航にあたり、夫は既に広州に赴任していたため私一人で日本から広州まで行くことに。

渡航にあたり現在(20235月末時点)、中国に入国する際は以下事項の実施と登録が必要となっています。

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・出発前48時間以内にPCR検査または抗原検査を実施し、検査結果が陰性であれば渡航可能(証明書の取得不要)

・陰性結果確認後、中国税出入国健康申告の事前登録が必要

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そのため、私も出国前日に抗原検査を実施して陰性であることを確認、中国税出入国健康申告もWeb上で済ませてQRコードを取得。

また、私は広州行きの飛行機が朝8時台の便だったので、前日に羽田空港の近くのホテルに宿泊、当日も初めて羽田空港で国際線を使うことや中国は他の国より入国審査が厳しいと聞いていたこともあり、搭乗時間の約3時間前に余裕を持って空港に到着など用意周到に整えました。

その甲斐もあってか搭乗手続きや出国審査など大きな問題もなくスムーズに終わり、問題なく日本を出発することが出来ました。

出国審査後サクララウンジにて

機内では無事出国できた安堵感もあって美味しい機内食などを堪能して、約4時間の空の旅を優雅に過ごしていました。

この時は到着後に大問題が待ち受けているとも知らずに。笑

機内食は和食を選択

到着後、事前に登録した健康申告QRコードを提示するエリアがあり、入国審査前にこちらを通過する必要がありました。

こちらは登録済みのQRコードを機械にかざして緑色になればゲートが開く(問題があれば赤色になり通過できない)というシステムで、周りの人は皆問題なく緑色になり通過できていたため、私も問題なく通過できると思っていました。

いよいよ私の番になり、事前登録したQRコードを機械にかざすとなんと赤色になり、「通過できません。空港職員にお尋ねください」の様な表示が!(中国語表示のみだったので理解できなかったですが、このようなことが多分書いてあったと思います)

空港職員が何か私に言っているのですが中国語だったので、私は全く理解ができず

彼が指を指しているQRコードを見て再度登録が必要なのだと思い、出入国健康申告を再登録してQRコードを再び取得。(空港のWi-Fiが弱くすぐに切れるため、Web上で登録するだけでも日本の倍以上の時間を要するので一苦労。

やっとの思いで再取得に成功して、また長い列の一番後ろに並び直し、これで大丈夫と思いゲートにQRコードをかざすとまたもや赤色に!

こちらが中国税出入国健康申告申請完了画面(個人情報部分など一部加工済み)

この時点で私はプチパニック状態に。

私は拙い英語で「何でNGになるのか、QRコードではsuccessになっているのに何で通れないのか」を尋ねるも、空港職員の方はずっと中国語で何かを私に言っている。

「横にどけ」のようなジェスチャーをされたので横に退くも何が原因で通れないのかが分からず、何度か列の途中に入れていただきチャレンジするも赤色エラー表示の繰り返し。

その間、広州にいる夫にも微信で連絡を取り合っていましたが、Wi-Fi環境が弱くなかなかインターネットに繋がらないためスムーズに連絡ができず、この時言葉に言い表せないほど絶望感に苛まれていました。

言葉が通じず全く状況が理解できない状況の中、このまま入国出来ないのではないか、どうすればこの状況を打破できるのかという不安や恐怖心から自然と涙が出ていました。

その時、運よく英語が話せる別の空港職員さんが通りがかり、なぜ私が赤色になり通れないのか説明してくれて、やっと少しだけ自分が置かれている状況を理解することが出来ました。

彼曰く「QRコードは問題なく登録できているが、設置している体温観測機に表示されている体温が正常値を超えている。だから赤色になって通過できない」とのことでした。

要するに私は体温が高く、発熱疑惑(≒コロナ感染疑惑)があるのだと。

ゲートには体温表示モニターがなく、計測されているとは知らない私はずっとQRコードに不備があるのだと思っていました。

空港の端にある別室に連れて行かれて、熱を測り発熱していないことを確認。

この部屋は人目のつかないところにありWi-Fiも通じず、中の職員さんは全員防護服を身につけていて重々しい雰囲気だったため、ゲートエリアとはまた違う怖さがありました。

その後ゲートエリアに戻るもゲートは赤色になりひっかかり、英語が話せる職員の人を見つけてやっとゲートを通してもらえました。

結局ゲートが一度も緑色になることはなかったです。笑

 

健康審査エリア後、入国審査を済まして荷物を受け取り、日本から別途荷物を送っていたので税関に行き必要な書類を提出。

飛行機が広州に到着してから1時間以上費やした後、やっっっっと入国エリアから出て夫に会うことが出来ました。

 

到着ロビーでこれを見た時、入国できた安心感でまた泣きそうになりました

空港から夫が生活している家に向かう車の中で、なぜ体温が高くて引っかかったのかを夫と話していたら、「朝からアルコールを飲んだことが原因ではないか」とのこと。

思えば羽田空港のラウンジでビールを飲み、飛行機の機内でもシャンパンを飲んでいました…。

これからは機内でのアルコール飲料の摂取には気をつけないといけないですね。先行きが危ぶまれる広州生活のスタートになりました。

 

2023年5月中国広州へ

はじめまして。5月末に広州に来ました。

本日で渡航して約10日が経ち、こちらの生活にも少しずつ落ち着いてきたので、

貴重な海外生活の記録を残すため、また少しでも同じ境遇の海外駐在の帯同者のお役に立てたらと思いblogを始めることにしました。どうぞよろしくお願いいたします!

是非様々な情報共有ができればと思います😊

記念すべき最初の記事、何を書こうか迷いましたが簡単に自己紹介を

 

名前:kae

出身:関西(大学まで関西で過ごし、2017年〜広州来る2023年までの約6年間東京で暮らしましたが、今でも関西弁が抜けず初対面の人に関西出身とすぐバレてしまいます😅)

家族:夫と2人暮らし

広州に来た理由:夫の海外赴任の帯同(夫は約1年前の2022年から広州にいます)

趣味:食べることと飲むこと、身体を動かすことも好き❤︎

中国語レベル:你好·と谢谢しか知らないHSK0級レベル(大学の授業で中国語を選択しなかったので本当にそのレベルです)

 

中国に来るのも初めてで中国語も全く理解できない、中国の右も左も分からないこんな私ですが、中国で奮闘するであろう日常を温かく見守っていただけると嬉しいです。

 

広州の中心市街地